2018-06-22

Windows 10 のユーザーホームフォルダ名が気に入らなくてインストールし直した

Windows 設定が複雑すぎて嫌いなんです。

 

先日、Windows 10 をインストールしたのですが、普通にインストールしたらユーザーホームフォルダが

C:¥Users¥日本語名

になってしまいました。

 

ユーザーIDとユーザー名は別なはずだけど、わかりにくいから入力させないのかもしれませんが、ホームフォルダ名は非常に重要なポイントなのでインストーラ上で入力した名前がホームフォルダ名になることを表示して欲しいものです。

 

で、先日。

とあるアプリが動かなかったのですが、エラーメッセージを見る限りホームフォルダ名が日本語になっている事に起因すると思われる内容でした。

 

仕方が無いのでウンザリしながら Windows を再インストールしたのでした。

今度は名前にユーザーIDを入力しておいて、インストール後、管理ツールでフルネームを設定したところ、ログイン画面にはフルネームが表示され、期待していたとおりの動作になりました。

 

Windows もう少し UI 考えて欲しいなぁ…

 

それでは、また。

 

2018-06-19

VMware Fusion 10 + Windows 10 でマウスカーソルが消える

VMware Fusion 10 上の Windows 10 でマウスカーソルが表示されないことが多々あり、非常に不便な思いをしていました。

[環境設定…]→[一般]→[ゲーム]→[常にゲーム用にマウスを最適化]

とすればちゃんと表示されるんですがこれはこれで非常に使い勝手が悪いので避けたいところ。

調べて見た結果、似た問題の解法として
  1. Windows のレジストリを変更する方法
  2. 仮想PCの設定ファイルを変更する方法
の2つが見つかりました。

試してみたところ、私の環境では 2. の方で解決しました。
環境は macOS 10.13.5 + VMware Fusion 10.1.2 + Windows 10 Pro 1709 でした。

以下、設定方法。



1. Windows のレジストリを変更する方法

Windowsレジストリに
 HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System\EnableCursorSuppression=0
を設定します

  1. [スタート]を押して "regedit" と入力し、レジストリエディタを起動します。

    20180619 010 レジストリエディタ起動
  2. HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System を表示します。

    20180619 020 レジストリ項目表示
  3. 現在の設定をバックアップしておきます。(覚えておくならバックアップ不要ですが…)

    20180619 030 レジストリエクスポート
  4. 変更する項目 EnableCursorSuppression をダブルクリックして値に 0 を入力します。(無ければ適当なところを右クリックして DWORD 値を追加します)

    20180619 040 レジストリ項目値設定
    20180619 050 レジストリ項目新規作成
  5. Windows を再起動します。(どのタイミングで適用されるか不明なので)

2. 仮想PCの設定ファイルを変更する方法

vmxファイルに
mks.noHostCursor = "TRUE"
を設定します

  1. 仮想PCの電源を切っておきます。
  2. Finder で該当仮想PCファイルを右クリックして[パッケージの内容を表示]を選びます。
  3. 表示されたフォルダの vmx ファイルを適当な場所にバックアップします。(覚えておくならバックアップ不要ですが…)
  4. vmx ファイルをテキストエディタで開きます。
  5. 末尾に1行
     mks.noHostCursor = "TRUE"
    を追加します。(既に mks.noHostCursor があれば値を TRUE に変更します)

以上で設定完了です。



後半の設定方法の部分、書くのに意外と時間がかかったけど、要らない情報な気がしてしかたがない。
英語ページへのリンクだけでよかったかな?

それでは、また。

2018-06-06

Parallels Desktop 13 で「リンクされた複製」のリンクを解除できない

Parallels Desktop 仮想マシンで一時的に使う予定のアプリをインストールする際に「リンクされた複製」を使ってみた。

スナップショットで管理してもよかったのだが、現在の設定がどうなっているか注意して使う必要が出てくるのを嫌っての事だったが、状況が変わり、アプリを暫く使い続ける事になったためリンクを解除したくなった。

当然出来る物だと思っていたのだが、そのようなメニューは用意されておらず、仕組み上出来ないはずはない…と思い実験。
(というか VMware Fusion では GUI から当たり前に出来る事なのに…)

リンクの状況を調見てみる

とりあえず状況把握という事で

  • 仮想マシンの .pvm を右クリックで「パッケージの内容を表示」
  • 中にあるディスクイメージの .hdd を右クリックで「パッケージの内容を表示」
  • DiskDescriptor.xml というそれらしいファイルがあるのでテキストエディタで開く

中にはリンク元への参照が記述してあり、ファイル名に埋め込まれている識別子はスナップショットの識別子となっているようだ。

リンク元のファイルをコピーしてきてパスを書き直してやればとりあえず動きそうだけど、スナップショットの設定とも整合性を取るべきだとは思うが手作業でやるのは面倒そうなのでやめておくことにした。

コマンドラインを調べる

設定ファイルを自分で書き換えるのは難しそうだったので次は付属ツールを使って何とか出来ないか調べてみる。

  • Application/Parallels Desktop.app を右クリックして「パッケージの内容を表示」

するとパッケージ内 Contents/MacOS に色々コマンドがあるが prl_disk_tool が使えそうな雰囲気。
他には Contents/Application/Parallels Mounter も使えるかも?

prl_disk_tool を使ってみる

それっぽい名前なので man を見てみたらちゃんと用意されていました!素晴らしい!!
$ man prl_disk_tool
で説明が表示されます!
主要なところを拾うと

基本的な使い方

prl_disk_tool  [--help]  <COMMAND>  [OPTIONS] --hdd <disk_name> [--comm
       <memory_name>]

マージ

prl_disk_tool merge --hdd <disk_name>

ヘルプ

prl_disk_tool --help

マージの説明

スナップショットを結合するっぽい説明が書かれている。
COMMANDS
       merge
           Merges all snapshots of the virtual hard disk.

参照

prlctl も見てね d(^^)
SEE ALSO
       prlctl(8)

と言う事で、一応 prlctl の man も
$ man prlctl 
としてみましたが、リンクされた複製を作るコマンドはあるものの、リンクを解除するコマンドは見当たりませんでした。

マージしてみる

prl_disk_tool merge --hdd 仮想PC名.pvm/仮想HDD名-0.hdd
リンク先を含めてマージしてくれるのかと思いきや全然そんな事はなく、マージ後起動しようとしたらOSがインストールされていないから起動できないと言われてしまいました orz

そして想定外な事にリンク元の仮想HDDまで破壊されてしまいました orz
リンク元の仮想PCはバックアップ取ってなかったんですが ( ・_・;)
と言う事で残念ながら実験はここまで。

他の案

コマンドラインがダメなら手動で設定書き換える前に
  1. 仮想マシンに HDD を追加
  2. Parallels Mounter で新旧HDDをマウント
  3. ディスクユーティリティでディスクイメージをコピー
  4. 仮想マシンから古いHDDを削除
で出来ないか試してみるようと思っていましたが、それも出来なくなってしまいました。

Parallels は一見良さそうなんですけど安定性というか、運用を考えると VMware の方が使い勝手がいいんですよね…

中途半端になってしまいましたが、
それでは、また。