2008-05-09

EclipseでbrickOS開発環境を作る 1

ETロボコン事務局さんの配布している開発環境はCygwin上のクロスコンパイル環境で、リモートデバッグとかはなさそう

そもそもリモートデバッグ自体出来るのかわからない

関連リンク
Remote Debugging of RCX using GDB over IR

とりあえず統合開発環境は欲しいところなので Eclipse で環境を作成してみる事にした。

注意
ここから先はやった事のメモです。
手順ではありません。
コレを見ても環境は作成できませんよ〜


まず最初に Eclipse をダウンロードします。
FullバージョンにもCDTは含まれると思いますが無難にコレ
Eclipse IDE for C/C++ Developers - Windows (60 MB)
をダウンロードします。

インストールは適当なフォルダに解凍するだけらしいので、無用なトラブルを避けるため c:¥eclipse にダウンロードしたファイルを解凍します。

解凍するだけでインストールが終わるかと思ったらそうではなくて、JREを別途用意する必要があるようです。推奨されているのは
Sun Java 2 Standard Edition 5.0 Update 11 for Microsoft Windows
っぽいのですがダウンロードページにあったJRE5.0の最新版
Java Runtime Environment (JRE) 5.0 Update 15
をダウンロードしてインストールしました。
c:¥eclipse¥jre にコピーするとそのJREが優先的に使われるらしいですがこちらは未検証です。

起動するとworkspaceのパスを聞かれます。
workspaceも無用なトラブルを避けるためにc:¥に置く事にしました。

無事起動しました。

自称技術者としてどうかと思いますが、英語が苦手なので日本語化します。
Eclipse 日本語化言語パック (サードパーティ版)
をダウンロードして解凍したファイルを c:¥eclipse に上書きコピーします。
再度起動するとちゃんと日本語化されています。

ソースコードをSubversionで管理したいため、プラグインを追加します。
Subversionのプラグインには Subversive と Subclipse があるようですが、オフィシャルに取り込まれている? Subversive の方を使用します。

プラグインを追加するには更新用URLを登録してダウンロードするのが一般的なようです。
Subversive のページによると以下の3サイトのうち上2つが必須の更新用URLだそうです。
http://download.eclipse.org/technology/subversive/0.7/update-site/ - [required] Subversive plug-in
http://www.polarion.org/projects/subversive/download/eclipse/2.0/update-site/ - [required] Subversive SVN Connectors
http://www.polarion.org/projects/subversive/download/integrations/update-site/ - [optional] Subversive Integrations

ヘルプ→ソフトウェア更新→検索とインストール

「インストールする新規フィーチャーを検索」を選択して「次へ」

「新規リモート・サイト」をクリックしてサイトを登録する

Subversive plug-in を追加

Subversive SVN Connectors を追加
結局後で Subversive Integrations も追加してみました。が、こちらは未使用です。

追加した「Subversive plug-in」「Subversive SVN Connectors」と「ミラーを自動選択」を選択して「終了」

検索結果はこんな感じ

必要なもののみ選択して「次へ」
注意:「SVN Team Provider Localization」を選ぶと日本語化されるためこれも選択しましょう。

「使用条件の条項に同意します」を選択して「次へ」

特に変更する必要がないのでそのまま「次へ」

著名を確認して「インストール」
このプラグインはオフィシャルなのでちゃんと署名されている?

確認して「インストール」
こっちはサードパーティのプラグインなので署名なし?

と、こんな感じでインストールも無事に終わり Subversion が使えるようになったと思います。
何故思いますなのかと言うとまだ試してないからです。

この後、C++プロジェクトを作ってみたりクロスコンパイルの設定をしてみたりしたんですが、まだうまくいっていないので次の機会にします。
実はちゃんとメモ残していないだけなんですが^^;

明日、明後日の技術教育が終わったらまた続きをやろうかと思います。



こんなスローペースで間に合うんだろうか?

brickOSの開発環境を作成する

作成すると言ってもETロボコン2008事務局から配布されている資料の通りに行っただけです。
  1. Cygwin 1.5.14-1 をインストールして c:\cygwin\bin にパスを通す。
  2. クロスコンパイル環境を設定する
  3. brickOSをコンパイルする
  4. RCXにOSを転送する
と言う手順でした。

以下、スナップショット
最近さぼり気味なのでスナップショットもさぼり気味です

brickOS転送中のCybwin画面


brickOS転送中のRCX


デモプログラム(コンパイル済み)を転送してRunボタンを押すとHello worldが表示される。
液晶の表示能力の都合上、文字は読みにくいですね〜


Mac OS X でバックスラッシュを入力する方法

つい最近まで知りませんでした。
option + ¥

\
が入力できます。
ただし、Shift-JISで保存されている\は¥になってしまう模様。

バックスラッシュの入力方法がわからなくて仕方なく¥にしちゃったのがブログ内にあった気がするんですが、探してみたけど見つかりませんでした。

まあいいか^^;

2008-05-02

FolderShare がリニューアルで Windows 2000 が対象外になった

MSのP2Pファイル共有サービス "FolderShare" がリニューアルされ、クライアントアプリも新しい物が出ました。

このサービスは複数のPC(MacおよびWindows)のフォルダを同期してくれるという大変便利なサービスなのですが、MacとWindows間で日本語ファイル名の共有に問題があるためフォルダ同期機能は使用していませんでした。

では、何を使用していたかと言うともう一つの機能、本人IDで接続しているクライアントPCの任意のファイルをダウンロード可能とする機能を使用していました。
ダウンロードはファイル単位でしかできませんが、なかなか便利です。

私はこの機能を使用するために自宅ファイルサーバにFolderShareクライアントをインストールしていたのですが…

対象OSからWindows2000が外されましたorz

古いバージョンのクライアントではサービスに接続できないので私的にはこのサービスは死にました。