2008-12-23

MagicPacketを送るJAVAプログラム

外から Wake on Lan で PC を起動する試み…失敗でした の続き

匿名さんからルータのDHCPリース情報があればNATで直接クライアントPCのIPアドレスにWOLパケットを送れるのではないかとコメントがついていまして、試していなかったとコメント返したのですが…

よくよく考えたら最初に潰してました

いや、やったこと全てメモに残さないからこういう事になるんですけどね…

そもそもクライアントPCのIPアドレスは固定でないとアドレス変換の変換先が決まらないので、DHCPを使うなら固定IPの予約を入れておく必要があります。
なので、リース期間も何もないんですよ~

で、予想どおりと言いますか、クライアントPCのIPアドレスに変換する設定ではNATでの破棄はおこらないものの、クライアントPCまでパケットは届きません。
DHCPの情報とARPテーブルは連動していないようです。
なんとなくですが、これは連動しない実装が正解なんじゃないでしょうか?

ちなみにPCの電源を落とした直後であればちゃんと起動します。
これはARPのキャッシュが残っているからでしょう。

色々試してみるのにブロードキャストアドレス以外にMagicPacketを送る適当なツールが見あたらなかったのでJAVAで作って見ました。
ちなみに私はJAVAのお作法などに詳しくないため(というか全く知らない)おかしなところがあるかもしれません。

ファイルにしないでコードをここに直接乗せるのはファイルのアップロード先を確保するのが面倒だからです。
てなわけで、確認のために使ったJAVAプログラムは以下の通り。

ファイル名:JAVACUIWOL.java
//
// JAVACUIWOL.java
// JAVACUIWOL
//
// Created by nova on 08/12/20.
// Copyright (c) 2008 nova. All rights reserved.
//
import java.util.*;
import java.io.*;
import java.net.*;

public class JAVACUIWOL {
public static final int DEFAULT_PORT = 9; //デフォルトポートは9とする
public static void main (String args[]) {
try {
// 引数の数をチェック
if (args.length != 2) {
throw new IllegalArgumentException("引数の数が不正です");
}
String argHostStr = args[0];
String argMacStr = args[1];

// 引数からMACアドレスを取得する
byte[] macBytes = getMacBytes(argMacStr);

// 引数からIPアドレスを取得する
SocketAddress socketAddress = getHostSocketAddress(argHostStr);

// Magic Packet を作成する
byte[] magicPacketBytes = new byte[6 + 16 * macBytes.length];
for (int i = 0; i < 6; i++) {
magicPacketBytes[i] = (byte) 0xff;
}
for (int i = 6; i < magicPacketBytes.length; i += macBytes.length) {
System.arraycopy(macBytes, 0, magicPacketBytes, i, macBytes.length);
}

// Magic Packet を送信する
DatagramPacket packet = new DatagramPacket(magicPacketBytes, magicPacketBytes.length, socketAddress);
DatagramSocket socket = new DatagramSocket();
socket.send(packet);
socket.close();

// 終了メッセージ
System.out.println(socketAddress + " へ Magic Packet を送信しました");
}
catch (Exception e) {
System.out.println("エラーが発生しました:" + e);
System.out.println("");
System.out.println("使い方");
System.out.println(" : java -cp JAVACUIWOL.jar JAVACUIWOL <host name>[:<port no>] <mac address<");
System.out.println("LAN上のPCを起動する場合にはブロードキャストアドレスで送ります");
System.out.println(" : java -cp JAVACUIWOL.jar JAVACUIWOL 192.168.0.255 01-23-45-67-89-AB");
System.out.println("DynDNSなどを使ってルータに送信する場合はホスト名でも送る事が出来ます");
System.out.println(" : java -cp JAVACUIWOL.jar JAVACUIWOL example.com 01-23-45-67-89-AB");
System.out.println("ポートの指定も可能です(デフォルトはUDP9)");
System.out.println(" : java -cp JAVACUIWOL.jar JAVACUIWOL example.com:9 01-23-45-67-89-AB");
System.exit(1);
}
}

private static byte[] getMacBytes(String argMacStr) throws IllegalArgumentException {
// MACアドレスの文字列を6個に区切る
String[] macHexStrs;
if (argMacStr.length() == 12) {
macHexStrs = new String[6];
for (int i = 0; i < 6; i++) {
macHexStrs[i] = argMacStr.substring(i*2, i*2+1);
}
}
else if (argMacStr.length() == 17) {
macHexStrs = argMacStr.split("(\\:|\\-)");
if (macHexStrs.length != 6) {
throw new IllegalArgumentException("MACアドレスの形式が不正です");
}
}
else {
throw new IllegalArgumentException("MACアドレスの形式が不正です");
}

// MACアドレスをバイト配列に変換する
byte[] macBytes = new byte[6];
try {
for (int i = 0; i < 6; i++) {
macBytes[i] = (byte) Integer.parseInt(macHexStrs[i], 16);
}
}
catch (NumberFormatException e) {
throw new IllegalArgumentException("MACアドレスの形式が不正です");
}
return macBytes;
}

private static SocketAddress getHostSocketAddress(String argHostStr) throws IllegalArgumentException {
String[] hostStrs = argHostStr.split(":");
String hostName;
int portNo;
SocketAddress sa;

if (hostStrs.length == 1 ) {
hostName = hostStrs[0];
portNo = DEFAULT_PORT;
}
else if (hostStrs.length == 2) {
hostName = hostStrs[0];
try {
portNo = Integer.parseInt(hostStrs[1]);
}
catch (NumberFormatException e) {
throw new IllegalArgumentException("ホストのポート指定が不正です");
}
}
else {
throw new IllegalArgumentException("ホスト名の指定が不正です");
}

try {
sa = new InetSocketAddress(hostName, portNo);
return sa;
}
catch (Exception e) {
throw new IllegalArgumentException("ホスト名の指定が不正です");
}
}
}

使い方はテキストエディタで JAVACUIWOL.java を作成し、
javac JAVACUIWOL.java

で、コンパイル
java JAVACUIWOL <ホスト名> <MACアドレス>

で実行です。

恥ずかしい間違いを犯していなければよいのですが…自信ないなぁorz

2008-12-09

Mac OS X Leopard でネイティブ動作する GIMP2.6.3

実はGIMPをインストールしたもののほとんど使っていなかったりします(^^;)
今回は記録を取っていないので結果だけMacPortsでgimp-appをアップグレードできました
投げたコマンドすら記憶が…多分こんな感じだったと思います
sudo port -fR upgrade gimp-app
色々エラーも出たけどもう面倒になって全部スルーしてしまいました。

一応2.6.3がネイティブで動いていますが、ファイルをDrag&Dropで固まったり、Mac版固有の問題は多分そのままだと思います

ちなみにアップグレードすると日本語表示は出来ない状態に戻ってしまうので再度設定が必要です。
Mac OS X Leopard でネイティブ動作するGIMP2.6.2をインストールするでは
sudo vi /opt/local/share/gimp/2.0/themes/Default/gtkrc
としましたが、今回は
vi ~/.gimp-2.6/gtkrc
として、適当なところに
style "gimp-default-style"
{
font_name = "Osaka"
}
を追加しました
こっちの方が正解…かな?

2008-12-08

そういえばGearsって何の役に立ってるんだ?

Firefox の拡張機能 Google Gears を入れてますが

「DocsもReaderもオフラインで使えるようになってないよな?」
と、今頃気づきました(^^;)

今まで気づかなかったと言う事は別に必要ない機能だったっぽいですが、せっかく入れているのに使えないのは気分がよくない。
ヘルプを見てみると表示言語をEnglish(US)に設定すれば使える模様。
言われた通り設定したら状態を表すアイコンがSettingsの左に表示され、オフラインで使用できるようになりました。

ReaderもDocsもオフラインで使えるよってアナウンスを見てからかなり経ってる気がするんですが…
日本語版は対応する気がないのかな?

他の機能も日本語設定で使えるようになるまである程度期間がかかるし、他のサービスもまとめて英語表示で使う事にしました

2008-12-02

Google Chrome の Windows2000用インストーラ

Trac Lightning の表示が乱れると言う理由で Windows2000 に Safari をインストールしてみましたが微妙に遅い気がするので再び Google Chrome をインストールしてみる事にしました。

毎回お世話になっている黒翼猫さんの所にインストールようスクリプトがあったはず…

インストーラが配布されてる!! ∑( ̄□ ̄;)

Googleからダウンロードするところからインストールまで上から順にボタンを押していくだけってどこまで素敵なんですか!!

ボタン順番に押して再起動してみると…とっても快適に動きます



で、結局 Safari と Chrome どっちを使う事にするかかなり迷ってます
描画エンジンは同じ WebKit ですが、Safariの方はフォントが美しくスムージングされていて読みやすいんですよね
迷うなぁ…

2008-11-26

Windows2000 で Safari を動かす

最近TracLightningを試用しているのだが、IE6では正常に表示出来ない模様。使いにくいので別のブラウザを入れる事にした。

素直にFirefoxでもよかったのだが、開発PCなのに無駄にプラグインを入れたくなって我慢できない事が予想されたのでSafariを入れる事にした。

Appleのサイトからダウンロードするわけですが、もちろん余計な物はいらないのでQuickTime無しを選んでダウンロードします…
が、どちらを選んでもQuickTime付きです#
私はMac好きだがAppleのこういうところが昔から嫌いだ#

当然のようにインストール時に入れるかどうかの選択も出来ません。
選択できるのはApple Software Update と Bonjour だけ。

納得いかないながらもインストールを続けると…
QuickTimeはインストーラに失敗して入りませんでした(Windows2000は動作対象外?)\(^o^)/
結局望んだ通りSafariだけがインストールできた模様。

続いて
KDWの最新版(0.74a)を取ってきて、
黒翼猫のコンピュータ日記 : SafariをWindows2000で安定起動する に従い設定します。
出来るだけシステムに影響を与えたくないのでインストーラを使って簡易設定を行いました。
  1. 「EZ KD レジストリ」にチェックを入れて再起動
  2. 「ExInstall」にSafariがインストールされているフォルダパスを入力
  3. 「Advapi32」を選んで「簡易設定」ボタンを押す
以上で設定完了。
試しに起動してみます。
何の問題もなく使えてしまいますねぇ〜
もうKDW無しでは生きていけません^^

Mac で Subversion

昔調べてみてあまり使えなかったので暫く諦めていたのですが、最近需要があったため調べてみました。
方針としては
  • GUIで使える事(他の人も使うので敷居が低くないとダメってホントは自分の為です)
  • 日本語がフルに使える事
です。

まず、GUIクライアントですがちょっと探してみると
  • VERSIONS 有償39EUR
  • scplugin Finder上でTortoiseSVNのように使える
  • svnX 別途Subversionが必要
がありました。
だがしかし、どれを使用しても
  • Macから追加したファイル名の濁点、半濁点がWindows上で文字化けする
  • Windows上から追加したファイル名に濁点、半濁点のついたファイルをMac上で正しく扱えない
という問題があるようです。
原因はこちら MacWiki - UTF-8-MAC を参照
既にこの時点でOUTなのでログメッセージに問題がないかとか調べてません。

現時点で簡単にできる方法としては
を参考にしてSubversionにパッチを当ててsvnXを使う…でしょうかね
そのうち試してみようと思います

多分続く…

インスタントコーヒーの内蓋

職場のコーヒーメーカーが壊れたので久しぶりにインスタントコーヒーを買ってきた。

さてさて、インスタントコーヒーの内蓋は紙が張り付いていてキレイにはがれないのは昔から変わらず、ですがこれってどうするのが正解なんでしょう?
ちょっと調べてみました

ネスカフェによると
内蓋シールは、ふちの部分を残して
完全に切り取るのが一番。
こうすると瓶の口が平らになり、
蓋がぴったりと閉まるからです。
だそうです。
検索上位に来るブログなどもこれを紹介しているところが多いようです。

AGFはどう言っているかというと
Q ビンの上についている紙は全部はがした方がよいのでしょうか?
A ビン口に紙(内ブタシール)が部分的に残り段差がつくことがないように剥し、キャップをしっかり締めて下さい。全て剥がしてお使いいただくことを推奨しています。
と、完全にはがす事を推奨しています。

UCCは…ウェブサイトには内蓋に関する記述を見つけられませんでした。

どちらにしても段差が無ければOKと言う当たり前の話ですね…

それよりもショックだったのはこちら
Q このカビかクモの巣のような灰白色のものは何ですか?
A コーヒーに含まれているカフェインです。吸湿してくると、このカフェインが結晶になって、コーヒーの粒の表面に付着することがあります。さらに吸湿が進むと黒く固化します。
インスタントコーヒーはすぐにカビが生えると思っていたら違ったんですね(^^)
今までこの状態になったら捨てていましたよorz

2008-11-21

九十九電機が…

GIGAZINE : 【速報】民事再生手続き中の九十九電機、商品在庫差し押さえ現場リポート
九十九電機 : プレスリリース

9月末に延長保証付けて色々買ったところなのに…

10年以上前からパーツはいつも九十九で買ってました
なんとか再建して欲しいものです

もし無くなったらどこで買えばいいんだろ?

2008-11-20

mono 2.0.1 のアンインストール方法

KeePass 2.06 を Mac OS X Leopard で動かしたくて mono 2.0.1 をインストールしたのだが、KeePass 2.06 をが起動できなかった。
(起動できなかった理由は、monoの使い方が間違っていたのかも知れないですが…)
そこで mono をアンインストールしようと思ったのですが、アンインストーラ、ついてないですね…

てなわけで、方法です。
ターミナルからコマンドを実行します。
sudo /Library/Receipts/MonoFramework-2.0.1_1.macos10.novell.universal.pkg/Contents/Resources/uninstallMono.sh

パスワードを聞かれるので入力します。
おしまい。

MonoFramework-2.0.1_1.macos10.novell.universal.pkg

の部分にはインストール時に使用したpkgファイル名が入ります。
Tabキーによる補完で入力すればよいでしょう。

クロスプラットフォームで使えるパスワードマネージャが欲しいんですがねぇ
KeePassXKeePass for J2ME を試してみようかなぁ…

2008-11-18

Irvineが1.3.0にアップデートされていた

アップデートから4ヶ月、記事を書きかけてから2ヶ月過ぎてしまいましたが、ダウンローダ Irvine がアップデートされていました。

開発者様が多忙という事で開発を断念し、ソースコードを公開、OpenIrvineとしてSourceForgeにプロジェクトがたてられるが、後継者が居ない状態で放置…だったのですが、少し余裕が出来たのでしょうか?

会社でMac、自宅でWindowsなのでダウンローダはFirefoxの拡張機能で賄いたいところですが、Irvineのキューフォルダ毎の設定と、URLからフォルダ階層を自動的に作成してくれるあたりが便利で手放せずにいます。
Firefoxの拡張機能 Irvine ContextMenu を使うとコンテキストメニューから操作できて便利です

2008-11-16

オンラインゲーム向けのTCP/IP設定

情報を見かけたのでとりあえずやってみた

通常、パケットを受け取ると「受け取ったよ」という応答(ACK)を返すのだが、毎回毎回返すわけではない。
Windowsでのデフォルトの動作は
  1. パケットを受信したらタイマー計測開始
  2. 受信したパケットがTcpAckFrequensyで設定された数に達するか、TcpDelAckTickesで設定された時間が経過したら応答を返す
のようだ。これを
  1. パケットを受信したら応答を返す
となるように変えてやれば負荷はかけるが、サーバ側が応答待ちで次のパケットが送れない状況が減るハズって事みたいです。

ツールを使っても出来るようですが余計な物は入れたくないのでregedit.exeを使用して以下の設定を行います。
設定前の状態はちゃんと覚えておきましょうね^^
  • Windows2000の場合
    以下のようにレジストリを設定します。ちなみに設定無しだと2(200ms)と見なされます。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces\<interface>
    値の名前 : TcpDelAckTicks
    データ型 : REG_DWORD
    値のデータ : 0
  • WindowsXP or Vistaの場合
    以下のようにレジストリを設定します。ちなみに設定無しだと2と見なされます。何故、Windows2000と同じ項目を使わないのかは不明です。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces\<interface>
    値の名前 : TcpAckFrequency
    データ型 : REG_DWORD
    値のデータ : 1
設定が終わったらキー選択して設定をエクスポートします。
Vistaの場合「ファイル」→「エクスポート」で「選択された部分」を選択して「TCPオンライン用設定.reg」のようなファイル名をつけて保存します。
保存したファイルを右クリックして「編集」をクリックするとメモ帳が開きますので、以下のように今回変更を加えた項目だけにして保存します。
Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces\{XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX}]
"TcpAckFrequency"=dword:00000001
保存したらファイルをコピーして、「TCPオンライン用設定削除.reg」のようなファイル名に変更します。
変更したら右クリックして「編集」をクリックするとメモ帳が開きますので、変更を加える前の値にして保存します。以下はTcpAckFrequencyがなかった場合です。
Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces\{XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX}]
"TcpAckFrequency"=-
これでいつでも設定変更が可能です。
ドライバの更新などがあった場合はこの設定ファイルは使えなくなる可能性がありますけどね…
設定を変更したら再起動が必要らしいです。

参考資料
ちなみに小さなデータを送信するように言われた場合、TCPNoDelayで設定された時間待機し、複数のデータをまとめて送ろうとするので、待機時間を0にすれば…
というような事も掲示板等で言われていましたが、これってMicrosoft Message Queuingの設定項目だから違うんじゃないの?って事で行わない事にしました。

参考資料
その他参考になるかもしれない資料

2008-11-13

WPAの暗号化方式がAESに設定されているか確認した

情報が遅いですが、WPAで暗号化方式としてTKIPを使用している場合が破られたそうです。
自分の管理している物は全てAESに設定してあったはずですが、念のため確認しました。
やはり全てAESに設定されていたので一安心^^

2008-11-07

Mac OS X Leopard でネイティブ動作するGIMP2.6.2をインストールする

2.6.3もネイティブ動作しそうです リンク先ではフォントの設定をユーザ毎の設定で行っています。(2008-12-09追記)

MacPortsでGIMP2.6.2をインストールできました
手順は以下の通り

まず、portを最新の状態にします
sudo port selfupdate
sudo port -d sync
次にgimp-appをインストールします(-f オプションを付けた方がいいのかもしれません)
sudo port install gimp-app
途中、こんなエラーで止まります
--->  Installing perl5 5.8.8_0+darwin_9
---> Activating perl5 5.8.8_0+darwin_9
Error: Target org.macports.activate returned: Image error: /opt/local/bin/a2p is being used by the active perl5.8 port. Please deactivate this port first, or use the -f flag to force the activation.
Error: The following dependencies failed to build: gimp2 gegl gtk2 shared-mime-info intltool perl5 libxml2 tiff libopenraw boost boost-jam librsvg libart_lgpl libcroco libgsf bzip2 dbus dbus-glib gnome-vfs desktop-file-utils popt gconf orbit2 libidl gnome-mime-data openssl libbonobo libsdl lua readline openexr ilmbase libtool automake autoconf help2man p5-locale-gettext m4 libexif libgnomeui gnome-icon-theme hicolor-icon-theme icon-naming-utils p5-xml-simple p5-xml-namespacesupport p5-xml-sax gnome-keyring libgcrypt libgpg-error libtasn1 libbonoboui libglade2 libgnome esound audiofile libgnomecanvas libmng lcms libwmf poppler openjpeg poppler-data py25-gtk py25-cairo py25-numpy fftw-3 py25-hashlib python25 py25-nose py25-setuptools py25-zlib py25-gobject libxslt
Error: Status 1 encountered during processing.
perl5 をアクティベートしたいんだけど perl5.8 があるから出来ないよって言われてるので
hogehoge:~ hiroshi$ sudo port deactivate perl5.8
---> Deactivating perl5.8
と対応しました。
(gimp-app のインストールで -f オプションを付ける対応とどちらがいいのかわかりませんが…)
気を取り直して再度
sudo port install gimp-app
として続きをインストールします
記録を残すのを忘れましたが、またまたエラーで止まります。
途中、こんなメッセージが表示されていたので何かしなければならないようです。
--->  Fetching python25
---> Verifying checksum(s) for python25
---> Extracting python25
---> Applying patches to python25
---> Configuring python25
---> Building python25 with target all libpython2.5.dylib
---> Staging python25 into destroot
---> Installing python25 2.5.2_5+darwin_9
---> Activating python25 2.5.2_5+darwin_9

To fully complete your installation and make python 2.5 the default, please run

sudo port install python_select
sudo python_select python25

---> Cleaning python25

--->  Fetching dbus
---> Verifying checksum(s) for dbus
---> Extracting dbus
---> Applying patches to dbus
---> Configuring dbus
---> Building dbus with target all
---> Staging dbus into destroot
---> Creating launchd control script
###########################################################
# A startup item has been generated that will aid in
# starting dbus with launchd. It is disabled
# by default. Execute the following command to start it,
# and to cause it to launch at startup:
#
# sudo launchctl load -w /Library/LaunchDaemons/org.macports.dbus.plist
###########################################################
---> Installing dbus 1.2.4_2+no_x11
---> Activating dbus 1.2.4_2+no_x11
---> Cleaning dbus
どうも python2.5 を完全にデフォルトとして有効にするなら
sudo port install python_select
sudo python_select python25
を実行しろと言っているようです
また、システム起動時に dbus を自動起動するなら
sudo launchctl load -w /Library/LaunchDaemons/org.macports.dbus.plist
を実行する必要があるようです。
とりあえず python の方をやって再度
sudo port install gimp-app
で最後までインストールできました!!
途中、こんなメッセージが表示されていました。
--->  Fetching gimp-app
---> Attempting to fetch ScriptExec.tar.gz from http://downloads.sourceforge.net/gimp-app
---> Attempting to fetch gimp.app.skel.tar.gz from http://downloads.sourceforge.net/gimp-app
---> Verifying checksum(s) for gimp-app
---> Extracting gimp-app
---> Configuring gimp-app
---> Building gimp-app
---> Staging gimp-app into destroot
---> Installing gimp-app 2.6.0_1+quartz

If you are having problems viewing the help files when using Gimp.app,
1- Make sure you have the user manual installed (port gimp-user-manual)
2- Add the following line to ~/.gimp-2.6/gimprc :
(help-locales "LANG")
where LANG is your two-letters locale (fr, en, jp, ...)

---> Activating gimp-app 2.6.0_1+quartz
---> Cleaning gimp-app
マニュアルは別途インストールす必要があるようです。
また、マニュアルの言語に問題があれば設定ファイルを書き換える必要があるようです。
幸い?日本語マニュアルは無いようですので放置します。

ここまで終わるとApplication/MacPorts/Gimpが追加されていますので実行してみます…
やはり日本語フォントが表示されていませんでしたので
sudo vi /opt/local/share/gimp/2.0/themes/Default/gtkrc
として
style "gimp-default-style"
の所に
font_name = "Osaka"
を追加します。
記述方法は
/opt/local/share/gimp/2.0/themes/Small/gtkrc
にある
font_name = "sans 8"
を参考にすればOK
これで設定画面に日本語が表示されるようになります。
dbus についてはコマンドラインからgimpを起動するとエラーらしき物が吐かれるのでシステム起動時に起動するように設定しました。
バイナリ配布と違ってボタンも正しく表示されています。
相変わらず日本語が入力できない問題はありますがとりあえず使えるようです。

2008-11-06

携帯電話でペースメーカが止まるのか?

電車内での携帯電話の使用については、大声での会話同様いい気はしない。
なので通話は控えるのがマナーというのは別に異論はない。
ただ、年に1度くらい電源を切れと病的に主張する人を見かけるのでどの程度の影響があるのか調べてみた。

まずはこちら
総務省から2005/8/11に発表されている「電波の医用機器への影響に関する調査結果 新たな方式の携帯電話端末及びRFID機器が植込み型医用機器へ与える影響について確認」によると

800MHz帯CDMA2000 1X / CDMA2000 1xEV-DO方式の携帯電話のソフトウェアを改造して電波を放射し(規格の最大出力で放射したものと思われる)植込み型心臓ペースメーカ56機種で実験したところ影響を受けた機種は以下の通り(距離は体表からの距離)
  • 平成7年以前に販売された1機種が5〜8cm、4機種が2cm以下で影響を受けた
  • 平成8年〜10年に販売された1機種が5〜8cmで影響を受けた
  • 平成11年以降に販売された3機種が2cm以下で影響を受けた
CDMA 1X / CDMA 1X WIN がペースメーカに影響を及ぼす事は実際に起こりそうです。
22cm離してという基準があるようだが、これを定めた時点よりは影響する距離は短くなっているようですが、マージンが大きすぎるという事もないでしょう。

次にこちら
同じく総務省から2006/5/30に発表されている「電波の医療機器への影響に関する調査結果 800MHz帯W−CDMA方式の携帯電話端末の電波が植込み型医療機器へ与える影響の確認」によると

800MHz帯W-CDMA方式の携帯電話のうち、調査時点で最も電波の放射強度の強い機種を使用し植込み型心臓ペースメーカ50機種で実験したところ影響を受けた機種は以下の通り(距離は体表からの距離の模様)
  • 平成7年以前に販売された1機種が3cm、2機種が2cm以下で影響を受けた
  • 平成8年〜10年に販売された1機種が2cm以下で影響を受けた
ペースメーカの寿命が5〜10年である事を考えると実際に800MHz帯W-CDMAがペースメーカに影響を及ぼす事は実際には無いんじゃないだろうか?
心理的に近くにあるとイヤでしょうし22cm以上離すのはいいですが、それ以下になったら即危険という事ではないようです。

なお、影響の度合いは動悸やめまいを引き起こすくらいで、離せば回復できる範疇だそうです。

即、命に関わらなくても動悸やめまいを引き起こすのは迷惑な話なので体が密着するような満員電車に乗るときはやはり携帯電話の電源を切っておいた方がいいでしょう。
それ以外の場合、座席に座って使ったりしている場合は影響を与える可能性は非常に低いのですが、気分的には良くないんでしょうね…

ちなみにNikkeiBPによると
日本ME学会が公表したデータ-では11㎝以上離せば問題なし
なんだそうです。

個人的には影響のあるペースメーカの機種を公開する方が先なんじゃないかと思うんですが…どうなんでしょう?
自分のペースメーカが携帯電話を密着させても影響がないってわかってたら満員電車に乗るときも変な心配しなくていいですよね?
また、携帯電話よりRF-IDのアンテナの方が危険な事も啓蒙が必要ではないでしょうか?
ペースメーカを使ってる人は知っていても設置する側の配慮が足りない事もありそうですし…

2008-11-05

FreeWLANをインストールしようとしたが...

さて FreeWLAN を導入すれば ¥3,800.- で買える LA FONERA+ が下記のような事が出来る高機能ルータになるぜ!!
注) 出来ませんでしたorz 低機能版である LA FONERA (¥1,980.-) の方なら出来るかも?
  • Wake on LAN(WoL)サポート。WOLクライアントのIPアドレスを指定することが可能
  • プライベート側の無線LAN SSIDを隠す(ステルス)機能
  • ダイナミックDNS サポート
  • デフォルトおよび設定済みのポート番号を利用してWAN側からルーターへのSSHアクセスを可能にします
FreeWLAN を読み進めてみるとどうやらこれをインストールするにはファームウェアのバージョンが 0.7.1r1 である必要があるようです。
また、LA FONERA のモデルが FON2100 か FON2100A を前提でインストール方法が説明されています。

とりあえず私の環境を見てみるとルータ裏面には Model:FON2201 と書いてあります。
インストール手順の所には出てこないモデルですねぇ

また、ルータのステータスを見てみると
え〜っと、ファームウェアのバージョンは 1.1.2 r1 か…
ちょっと離れ過ぎじゃないか?

不安になってきたので英語のページもちょっと見てみましたが日本語ページの情報が古いという訳ではなさそう。
そもそもここは公式じゃないので公式の方を見てみる事にしました。

しかし、やはり新しいモデルについては記述が見あたらない。
最後にサポート掲示板の方を検索してみると…

ありました!!

えっと、何々?

そう、ここで初めて気づいたのです。
私のルータは LA FONERA ではなく LA FONERA+ であることに!!

英語力が著しく欠如してるため自信がないのですが、どうやら LA FONERA+ は内部的な構成が大きく違うため、対応の目処が立ってないよって事みたいです。
ただし、最後の書き込みで LA FONERA+版を出す事になったような事が書いてあるので間もなくリリースされるのかも知れません。
2008-08-20 の書き込みで2ヶ月後となっていますので予定通りなら間もなく、ですね。

でもまあ、リスクを考えると LA FONERA を買ってきた方がいいのかも知れません。安いし。
その前に今売ってる LA FONERA のモデルが FON2100A である事を確認する必要がありますが…

と、そうこうしているうちに詳しい情報の載ったページを見つけました。

ここによると他にも
  • DD-WRT
    FONアクセスポイントとしては使えなくなるけど高機能ルータとして使える
  • FreeWLAN
    FONのアドオンとし機能追加できるらしい
  • FonerixLa Fonera用フル装備ディストリ
    FONアクセスポイントとして使える高機能ルータ。これもアドオン?
  • FrancoFON
    FONのアドオンとし機能追加できるらしい
と、他にも色々あるようです
ただ、どれを見てもファームウェアバージョン 0.7.1r1 を想定しているようです。
LA FONERA+ で使えるのかはわかりません。

また、現在売られている LA FONERA のバージョンですが、FON2200E となっているそうです。
ファームウェアのバージョンまではわからないのが痛いところです(;_;)

と、言う事で LA FONERA+ を使って外部からPCの電源を入れるのは今のところ難しいようです

残念

2008-11-04

外から Wake on Lan で PC を起動する試み…失敗でした

現在、我が家のインターネット接続はルータとしてはNTT西日本のCTUを使用し、下記のような接続形態になっている
Internet---CTU(ルータ)---無線LAN親機(HUB)-- - -
- - --無線LAN子機(Ethernet変換)---HUB---PC(自宅)
この環境で会社から自宅PCを起動したいのだ
とりあえず自宅PCの設定をして下記経路で MacBook から Magic Packet を送り起動できる事を確認した
MacBook(自宅)-- - - - --無線LAN親機(HUB)-- - -
- - --無線LAN子機(Ethernet変換)---HUB---PC(自宅)
Magic Packet の送信には WakeOnLan を使用しました

ローカルでは起動できる事がわかったので、今度はインターネット経由で外部から起動できるか試してみます。
最近こんなんばっかですが、結局出来ませんでしたorz

CTUに静的アドレス変換の設定をしました
WAN側 2304 に来たTCPおよびUDPパケットをLAN側のブロードキャストアドレスに転送します。
ポート番号は任意の番号を使用していいはずなので過去にAMDが配布していたツールで使用していたらしい2304を仮に使用、プロトコルはUDPだけでいいはずですが、この時は両方選んでしまいました。

で、外部から DynamicDNS でアクセス可能にしておいた CTU のポート2304へ Magic Packet を送ってみたのですが…残念ながら起動できず。
CTUのログを見てみるとNATにより破棄されたらしいです。
WAN側からブロードキャストアドレスへの変換は出来ないみたいですねぇ…
設定画面でエラーにしてくれればいいのに#

ということで外部から家のPCを起動するのは失敗でした。

今回の試みがうまくいったとしても、現在の構成ではPCがDynamicDNSの登録をしているため、外部からCTUに到達できるかは微妙な所があります。
かといってDynamicDNSクライアント機能の付いたルータを買うのも出来れば避けたい。

そうこうしているうちにおもしろい物を見つけました。


これ、どこまで使えるかわかりませんが
  • Wake on LAN(WoL)サポート。WOLクライアントのIPアドレスを指定することが可能
  • プライベート側の無線LAN SSIDを隠す(ステルス)機能
  • ダイナミックDNSサポート
  • デフォルトおよび設定済みのポート番号を利用してWAN側からルーターへのSSHアクセスを可能にします
と非常に魅力的です。
今度調べてみるかな?

Mac OS X Leopard で GIMP 2.6.2(X11)、2.6.0(ネイティブ) の日本語表示

Mac OS X Leopard でネイティブ動作するGIMP2.6.2をインストールする でネイティブ版はアイコンが表示されるようになりましたのでそちらもご覧下さい(2008-11-21追記)
2.6.3もネイティブ動作しそうです リンク先ではフォントの設定をユーザ毎の設定で行っています。(2008-12-09追記)

木村工房 さんの所に GIMP 2.4.5r2 MacOSXネイティブ版 文字化け対策 という記事が載っていましたので参考にしてみました。

まずは成功したっぽい X11版 の手順から
/Application/Gimp.app/Contents/Resources/etc/gtk-2.0/gtkrc
をテキストエディタで開いて
gtk-font-name = "Lucida Grande 10"
gtk-font-name = "Osaka 10"
に置き換えます。
これで起動時のスプラッシュ画面と設定画面に日本語が表示されるようになります。


次に
/Application/Gimp.app/Contents/Resources/share/themes/Leopard/gtk-2.0/gtkrc
をテキストエディタで開いて
font_name = "Lucida Grande 11"

font_name = "Osaka 11"
に置き換えます。
これでメニューに日本語が表示されるようになります。

いずれも「こうしたらこうなった」と言うレベルであり、設定箇所が適切か?網羅されているか?は不明です。
また、X11は2.3.1を使用しています。アップデートする必要があるかは不明です。

ネイティブで動作しない点は不便ですが、使えない事はないので Seashare を使うのは2日目にしてやめる事にしました。


さて、ネイティブ版の方ですけど、こちらはX11版とは設定するところが違うようです。
/Application/GIMP.app/Contents/Resources/share/gimp/2.0/themes/Default/gtkrc
をテキストエディタで開いて
style "gimp-default-style"
の所に
font_name = "Osaka 11"
を追加します。
記述方法は
/Application/GIMP.app/Contents/Resources/share/gimp/2.0/themes/Small/gtkrc
にある
font_name = "sans 11"
を参考にすればOK
これで設定画面に日本語が表示されるようになります。
ただしアイコンが表示されない問題はそのままなので使用するには難ありです。
どっかの設定ファイルにリソースのパスを正しく書いてあげるだけで表示されるような気がしますが今のところ不明です。

2008-11-03

諦めて Seashore を使用する事にした

日本語表示については進展があります。Mac OS X Leopard で GIMP 2.6.2(X11)、2.6.0(ネイティブ) の日本語表示 をご覧下さい。(2008-11-04)

GIMPを諦めてSeashoreを…と思っていた矢先、GIMPを正常に動作させるにはX11をアップデートしておく必要があるらしい事をしりました。
どちらを使うかはともかく、とりあえず試してみようと思います。
Mac OS forge の XQuarts Release から現時点での最新版、2.3.1 をダウンロードします。
ちなみに Leopard に入っているバージョンは 2.1.5 です
最新版をインストールして
試してみましたが…
結局X11版もネイティブ版もダメでしたorz

元々高度な事をするつもりはなかったので諦めて Seashore を使う事にしました。

ネイティブで動作するGIMPを使いたい

いくつか恥ずかしい間違いがあったので訂正しました。また、日本語表示については進展があります。Mac OS X Leopard で GIMP 2.6.2(X11)、2.6.0(ネイティブ) の日本語表示 をご覧下さい。(2008-11-04)

さてさて、タイトルの通りGIMPを使いたかったのでまず、バイナリ配布を探してみました。

まず、本家サイトを見てみましたが、こちらにはソースコードX11版(2008-11-04 訂正)しか置いていない模様
次に行き着いたのがGIMP.appですが、こちらで配布されているGIMPはバージョン2.6.0で最新版2.6.1ではありません。
また、ダウンロードして起動してみたところ、日本語表示やアイコン表示に問題があり、実用が難しい状態でした。
例えば環境設定画面はこんな感じに表示されます

他を探してみると本家で配布している GIMP on OS X が見つかりましたがを試す前に(2008-11-04 訂正)iMachive weblog さんの所にGimp 2.6.1 が利用可能です。Mac OS X ネイティブ版です。という記事があったのでそちらでやってみる事にしました。
ちなみに結局MacPortsでやるのは失敗、バイナリ配布版も正常動作せず、全くダメダメでした orz
ちなみにこれも後になって気づいたのですが、この手順自体はネイティブ版を配布している GIMP.app で公開されていました。(2008-11-04 追記)

幸い、MacPortsは過去にインストールしています。

まず
sudo port selfupdate
sudo port sync
はportを最新にするためのコマンドなのでとりあえずしておいた方が間違いがないでしょう。
ファイル「/opt/local/etc/macports/variants.conf」をエディタで開き、「+quartz +atsui +no_x11 -x11」の記述を追加します。
と手順にありますが、このファイルに設定した内容は install 時に自動的にオプションとして付けられるようです。
設定項目がなければ無視されるとも書いてあります。

と言う事でこれらの項目はファイルで設定しなくてもインストール時に明示的に指定してやればいいのかな?
って事で指定出来るオプションを調べてみました。
まず、gimpを検索してみます。
hogehoge:~ fugafuga$ port search gimp
gimp-app aqua/gimp-app 2.6.0 Gimp.app application bundle
macclipboard-gimp aqua/macclipboard-gimp 0.7 Gimp <-> Mac clipboard
macfile-gimp aqua/macfile-gimp 0.1 "Show in Finder" Gimp plugin
gimp graphics/gimp 2.6.2 The Gimp - Batteries Included
gimp-gap graphics/gimp-gap 2.4.0 The Gimp Animation Package.
gimp-jp2 graphics/gimp-jp2 2.2.0 GIMP Wavelet/JPEG 2000 plug-in.
gimp-lqr-plugin graphics/gimp-lqr-plugin 0.5.0 Liquid Rescale Gimp plug-in.
gimp-user-manual graphics/gimp-user-manual 2.4.2 A multilingual user manual for the Gimp (broken).
gimp2 graphics/gimp2 2.6.2 The GNU Image Manipulation Program
icns-gimp graphics/icns-gimp 0.1 Gimp file format plug-in for Macintosh icon files (.icns)
p5-gimp perl/p5-gimp 2.0 Gimp Extensions/Plug-ins/Load and Save-Handlers in perl
gimp-print print/gimp-print 4.2.7 Print Plugin & Ghostscript (and CUPS) Driver
gimpがらみでインストールできるものって結構ありますね^^
gimp-appもあったりして気になりますが、今回使うのはgimp2です。
hogehoge:~ fugafuga$ port variants gimp2
gimp2 has the variants:
universal
darwin_7
darwin_9
no_python: Disable Python scripts and filters
dbus: Enable dbus support
gvfs: Enable gvfs support
help_browser: Enable Gimp help browser
オプションとして指定出来るものは…
あれ?「+quartz +atsui +no_x11 -x11」はかすりもしないですねぇ…
バージョンも2.6.2に変わってるので変わっているのかもしれません
該当するオプションが無いようなのでそのままインストールしてみます
sudo port install gimp2
とコマンド発行してしまいます。手順には「+without_gnome -dbus」を付けるように書いてありましたが、「dbus」付け忘れましたorz
sudo port install gimp-user-manual macfile-gimp macclipboard-gimp icns-gimp
これらについてもvariantsを調べましたが「+quartz +atsui +no_x11 -x11」は見あたりませんでした。
なのでそのままインストールしたのですが…エラーになってインストールできませんでしたorz

ただ、何故か再度同じコマンドを実行したところエラー無しに終了しました。…何で?

一応インストール出来たので GIMPskel.zip をダウンロードしてビルド、gimpguts.shの実行と行い、出力されたGIMP.appを実行してみました。

…X11上のGIMPが起動しましたorz
しかも日本語は表示されず。

今になってようやく気づいたのですが、gimp2が依存している物のオプションとして「+quartz +atsui +no_x11 -x11」の指定が必要だったのかもしれません

よくわかりもしないのに手順と違う事をするのはやはり良くなかったと言う事で、最初から手順通りにやり直してみます。



エラーが出てgimp2のインストールすら出来ませんorz

念のため依存関係を含めてインストールされた全てのportsをアンインストールして最初からやり直してみましたが、やはりダメでした。

結構長い時間悩んだんですが、結局深入りするのもムリだという事で素直にバイナリ配布を使う事にしました。

…って GIMP on OS X のバイナリ配布版も X11 版でした
しかも日本語が表示されないorz
この時点ではこれと ports が公式に配布されている同じ物だと気づいていなかったのですorz (2008-11-04 追記)

日本語が表示されないのは別の問題なんだろうか?

2008-10-29

MacOS X版 OpenOffice.org 3.0 日本語版がリリースされていた

今日、気づいたので早速ダウンロードして英語版と置き換えました。
かなり快適です^^

ただ、最近では文書を書くときは Google Notebook を起点とする事が多くなっています。

簡単なメモは Google Notebook
レイアウトに凝らなくていい文書は Google Notebook から Google Docs にエクスポートして整形
Google Docs の整形では足りない場合は OpenOffice.org にエクスポートして整形

というパターンが多くなっています
ちなみに最初からレイアウトに凝らなければならない事がわかっている場合は Pages で作成します

MS Office を使うのは顧客が求めるときだけですねぇ

これから先、学生さんとか、個人で使用する人は MS Office なんて全く不要なんじゃないでしょうかねぇ…

2008-10-23

重力加速度

またまた精神的に落ち込み気味で放置を続けてましたorz

現在、未公開、書きかけの中途半端な記事だけが増えています
公開してる物も中途半端ってツッコミは無しでお願いします

さて、仕事で重力加速度を使用する事があったので Wikipedia の記事を見てみました。

調べたかった重力加速度の値は
国際度量衡総会において、標準重力加速度の値を9.80665m/s2と規定
とすぐにわかったのですが、よく見てみると

各地の重力加速度の大きさ

旭川市 - 9.8053242m/s2
秋田市 - 9.8017580m/s2
名古屋市 - 9.7973254m/s2
長崎市 - 9.7958803m/s2
宮古島 - 9.7899748m/s2
って、考えてみれば当たり前ですが、場所により一定しないですよね(^^;)

ふ〜ん

って思ったのでリハビリを兼ねて投稿してみます

2008-09-25

TortoiseHG 0.4.1 がリリースされていた

気づかないうちに TortoiseHG 0.4.1 がリリースされていました。
早速ダウンロードして試してみます。

インストーラの画面など見せても仕方ないのですが、キャプチャしてしまったので載せておきます。

  1. 「Next」をクリック

  2. 「I accept the agreement」を選択して「Next」をクリック。ライセンスにはちゃんと目を通そう。

  3. 「Next」をクリック。インストール先を特に変える必要は無い。

  4. 「Next」をクリック。スタートメニューの設定も特に変える必要は無い。

  5. 「Next」をクリック。一応内容を確認する。

  6. 「Next」をクリック。リリースノートはちゃんと読もう。

  7. 「Yes, restart the computer now」を選択して「Next」をクリック。リブートするとインストールは完了です。

さて、肝心の使い方ですが…また今度書きます。
今はとても忙しいのです。

とりあえず使ってみたところ、日本語が文字化けしなくなったりして着実に良くなってきているのはわかる。
だが、今の TortoiseHG ではファイルパスに日本語が含まれているとクローンが作れないため、実用にはまだまだです。
設定を適切にすれば使えるのかも知れませんが
客先のソースとこっちのソースの同期をコレで取りたいんですが、使えるようになる日は来るのでしょうか?

2008-09-20

Firefox3 で Google ツールバーにログインできなくなった

Firefox3 で Google ツールバーにログインできなくなった
ついでに GMarks の自動サインインもできなくなった

原因はサードパーティの Cookie にあったようだ。


Firefox3に変えてから「サードパーティの Cookie も保存する」 のチェックを外していたのだが、これにチェックを入れたらちゃんとログインできるようになりました。

ホントはチェック外したいんですけど…

ちなみに Mac、Windows 共に同じ現象。Windowsの環境は以下の通り
  • Windowx XP SP3
  • Firefox 3.0.1
  • Google Toolbar for Firefox 3.1.20080730W
  • GMarks 0.9.9

2008-09-12

メールアドレスとパスワードを使った認証について思う事

Web屋のネタ帳さんの所にYahooのネタ(俺は悪くないYahooが悪いんだ返金しろ、とか言う人はこれを読んで胸に手を当ててよく考えてね)が上がっていたので前々から思っていた事をメモってみます。
まあ、Clipperzって素晴らしい?でも似たような事は書きましたが…

認証と言えば ID と パスワード を使った認証が多く使われていますが、この ID が曲者なんだと思う。
その昔、セキュリティの事を考えたら ID は特定個人から推測できない物にしなさいと教えられた事があります。
私がパソコン通信とか始めた当時はメールアドレスとメールアカウントの ID は別で、アカウントID はシステムが振った推測されにくい物って事が普通だったように思う。

しかし、ネットが一般に浸透していくに従い、機密性が軽視され、(可用性とは言えない)利便性ばかりが追求されるようになってきたと思う。

ID はユーザがわかりやすい文字列を設定する事が出来るようになり、そのうちメールアドレスを使う事が当たり前になってしまいました。
しかし、認証に ID と パスワード を使うと時に守らなくてはいけないのは パスワード だけでないのです。

ID がわかれば認証の半分を破られたと言う事に等しいのです。
言い切ってしまいましたが、こんな事言ってしまっていいのだろうか ^^;

複数のサイトでメールアドレスなど、共通の ID を使用するのであれば、既に半分破られているのだから、せめて パスワード くらいは違う物を設定すべきでしょう。
でなければ悪意のある者が容易になりすまし出来てしまいます。

使用するサイト全ての認証情報など覚えられないのでパスワードマネージャを使用するのが正解なのでしょう。
このあたりにRoboFormのアフィリエイトを貼ったら儲からないだろうか?

パスワードマネージャを使用してサイト毎に複雑なパスワードを設定した場合、パスワードマネージャがなければサイトにログオンできなくなってしますが、それはそう言うものでしょう。
私の場合は RoboForm2GoTrueCrypt で暗号化したUSBメモリに入れて持ち歩いていました。
過去形なのは職場がMacなので不便になり使わなくなったため
もちろん鍵は覚える事など不可能な長さのランダム文字列。キーファイルを使用してました。
キーファイルは会社と家に保存。出先で使うときにはTrueCryptの暗号化ボリュームとは別に持ち歩くようにしたり、一時的にネット上のストレージサービスに保存したりしていました。
よく使う2〜3カ所くらいなら長めの複雑なパスワードも覚えられますので…

私が悪い事するとしたら、そうですねぇ…
懸賞サイトなど、楽して儲けようとか甘い事考えてる人の個人情報を集めるためにサイト作るでしょうねぇ
当たった賞品を送るためとか、応募するためとか言って住所氏名も集められそうですし^^;
なので懸賞サイトは怖くて登録できない…
被害にあわれた方、他でも同じパスワードで登録していませんか?

Google Reader の root ラベル

全くどうでもいい事なんですが、Google Reader を使っていてさっき気づきました。
本っっっ当にどうでもいい話なんで期待しないでください
個人情報やら見られては恥ずかしい物が写らないようにしたらこんな細長い画像になってしまったのですが、見て下さい。

「表示」の下にある小さい楕円を!
これをクリックすると
root が表示されます。当然アイテムは無しです。

え?だから何?

何でもないです。

root ってラベル作ったらどうなるんだろ?

2008-09-11

自宅メインPCのネットワーク接続に障害発生

自宅のメインPCが先週末からおかしくなった。

ネットワークがつながらなくなるのだ。
しかもたまにつながる。

ipconfig で割り当てられたIPアドレスなどを確認しても問題なし。
ping は通ったり通らなかったり。
webサイトも見れたり見られなかったり。

現象としてはwebサイトを10ページくらい見たところでつながらなくなるが、その後時間をおいて試すとまた10ページくらい見られるかんじ。

最初は ESET Smart Security を疑ったが、フィルタリングを切ってもアンインストールしても現象は変わらず。
試しに KNOPPIX を試してみましたが、こちらでも同様の障害が発生しました。

また、サブPCでは類似現象は全く起きません。

メインPCのMBも5年くらい経ちますのでそろそろ買い換えたい。
そんな心理的バイアスもあり、MBの故障という事にしました。

しかし困った事に私が自由に出来るお金は半年先の分まで使い込んでしまったので買い換え出来ないのです。

…困ったのう

まあ、念のためLANケーブルをメインとサブ、入れ替えてみるかな。
まだHUBが故障した可能性は残ってるし…

2008-09-10

Google Sites で本名が晒される

Google Sites にページだけ作って暫く放置していたのだが、あちらこちらに作りかけのWikiをまとめようと思い、いくつか切り貼りした。

2年以上前に書きかけたような物ばかり、我ながらよく放置していたものだ。
今更引っ越ししても古すぎて使えないような気もするが…などと思いつつ作業していてふと気づいた。

Recent site activity の所に
ページ名1
edited by ○△□×

ページ名2
removed by ○△□×

…って本名丸出しやん!!

恐るべし、Google
どうやらアカウント情報に登録されている個人情報の「姓」「名」が出力されているようなので
試しに個人情報を 「姓」="VA" 「名」="NO" に変えてみました。

が、どうやら既にある更新履歴の名前は変わらないようですorz
素敵な仕様ですね!!

ちなみに Sitemap -> List View の Created by、Last updated by 列には変更が適用され "NO VA" と表示ました。
ただしこちらは編集権限を持った人で Sign in した場合のみ表示される項目です(これは別アカウントで確認済)

しかしこれもいつ変更されるかわかりません!!


しかし、これは Google のミスなんだろうか?確定した仕様なんだろうか?
2008-05-23 に Google Site に登録した際の履歴は私のメールアカウント名が残っていますので、その頃はアカウント名が表示される仕様だったのでしょう。
その後、2008-08-06 にはアカウント情報の個人情報が表示されるようになった事が Google Group の投稿から確認できます
出来ればニックネームの方を表示していただきたいのですが…

まあ何れにせよ、隠しておきたいのなら本名を登録したのが間違いだったのでしょう。
いつどのような仕様変更があるかわかりませんしね(^^;)

あ、余談ですが Google Notebook 同様、Google Sites も Firefox の拡張機能 Japanize を使ってると編集画面が正常に表示出来ませんでした。

2008-09-11 追記
ちなみに Recent site activity を表示しないという対応をしました。現時点ではこれで名前が表示される事はないようなので…

2009-11-11 追記
↑2008-9-11の時点では履歴表示できサイトマップのリスト表示から?そこに表示される名前は非表示に出来ませんでした。
現時点ではこの問題は無くなった模様です。

2008-09-05

KDWを使ってGoogle Chromeをインストールしてみる

2008-09-05 22:00 追記 これ、投稿日が 2008-09-03 になっていましたが、これは書き始めの日付で、書き終わったのは 2008-09-05 でした。書き終わった頃には黒翼猫さんが既に詳細なレポートを公開済み(^^;)
さらにコメントまで付けていただきました。なんだか申し訳ない気持ちです…
インストールのためのスクリプトまで用意されていて至れり尽くせりです(^^)


KDWを使ってGoogle Chromeをインストールしてみました。
残念ながら詳細な記録を残してません

とりあえず Windows XP でインストーラをダウンロードします。
UserAgent を変更すれば Windows 2000 でもダウンロードできるハズですが

ダウンロードする際に
オプション: 使用状況データと障害レポートを Google に自動送信して Google Chrome の機能向上に役立てる。
が選択項目としてあったのでチェックなし、ありの両方をダウンロードしてみました。
ファイルサイズは 486,152 byte で同じでしたがCRC値は異なるファイルでした。当然と言えば当然ですが…

とりあえずチェックなしのファイルを Windows 2000 にコピーして起動してみます。
当然インストールは出来ません。
ここでKDWに含まれている fcwin2k.exe を使用して Windows XP SP3 互換でインストールしてみます。
インストールはできました。インストール直後の起動で異常終了しましたが…

インストールが出来たっぽいので Chrome を起動してみます。
最初は fcwin2k.exe 使用して XP SP3 互換で起動していたのですが、正常動作しませんでした。
色々試してみたところ、KDWを使用せず、そのまま起動すれば普通に使えるようです。

起動時に警告はされますけど…
普通に使えるみたいです。まだ少ししか使ってないので何とも言えませんがね。

インストールしなくても、実行ファイルをコピーすれば他のPCでも使えるんだろうか?
と思ってコピーしてみましたが動作せず。残念。

ベータが取れたらちゃんと検証するかもしれませんが、とりあえず動かせそうと言うところでこの件は打ち切ります。
乗り換えるつもりもないので(^^;)

2008-09-03

Google Chrome (BETA) for Windows

Googleに魂を売り渡している私は早速 Google Chrome (BETA) for Windows をインストールしようとダウンロードサイトを訪れました。

本来ダウンロードボタンのある場所には
今すぐ登録
Mac に関する開発情報を購読

ボタンはあるが、それ、違う

確かにMacでアクセスしましたがダウンロードくらいさせてくれてもいいかと…

気を取り直して Windows 2000 でダウンロードに行くと
Windows Vista/XP 用

こんどはボタンすらない。orz

Windows 2000 も使いづらくなりましたなぁ…

2008-08-29

Google ウェブマスター ツール

Google ウェブマスター ツール に登録してみた

Google ウェブマスター ツール にログオンして、不定期メモのサイトを追加
確認の方法はメタタグを選択して、表示されたメタタグをコピー

Blogger側で「レイアウト」→「HTMLの編集」で<title>〜</title>行の後にメタタグを貼り付けて「テンプレートを保存」

Google ウェブマスター ツール に戻って「確認」を行い登録は完了

手順が正しいかはわかりませんがとりあえず使えるようにはなった

Google Analytics とはまた違った情報を見る事が出来るわけですが、どうすればいいんでしょう?
情報弱者な私は活用の方法がわからない… orz

2008-08-24

ATLを使ってCOMコードコンポーネントを作る 5

ATLを使ってCOMコードコンポーネントを作る 4 の続き

続けるつもりは無かったのですが、VARIANT_BOOLの値の返し方を書いていなかったのでさらに続けます
と言っても非常に簡単な話しかしませんが…


こんなIDL定義をした場合
[id(1), helpstring("VARIANT_BOOLを返す")] HRESULT SampleMethod([out,retval] VARIANT_BOOL* result);

実装は次のように記述します。(今、私はラッパーとして作っているので、WrappedMethod() は bool を返す前提で話を進めます)
STDMETHODIMP CTest::SampleMethod([out,retval] VARIANT_BOOL* result)
{
result* = WrappedMethod() ? VARIANT_TRUE : VARIANT_FALSE;
return S_OK;
}

そう、当たり前と言えば当たり前ですが、boolとVARIANT_BOOLは異なるのでちゃんと変換しなきゃダメなんですね。
変換用の関数とか用意されてそうな気もしますが調べてません…

2008-08-21

引用部分にスクロールバーを表示するようにした

引用部分のはみ出した分をスクロールで表示させるためにテンプレートを少々変更しました。
blockquote {
background: #f0f0f0;
overflow: auto;
border: 1px solid #909090;
}

ついでに背景色と枠線も付けてみました

これで引用部分に>pre<を付ければ行頭のスペースはそのまま出力されるし改行も元のレイアウト通りに出力されます。

一つだけ問題があってBloggerの投稿画面って「HTMLの編集」から「作成」に切り替えると行頭のスペースが減っていくのでレイアウトがどんどん崩れていっちゃうんですけど…どうしようも無いですよね?

2008-08-20

ATLを使ってCOMコードコンポーネントを作る 4

ATLを使ってCOMコードコンポーネントを作る 3 の続き

前回、一応実装までの手順を書きましたが、今回は列挙型の定義手順を説明します。


COMとして公開する列挙型はIDLファイルに以下のような記述を追加します。
[
v1_enum,
helpstring ("ロジックオプション"),
]
typedef enum SampleEnum
{
[helpstring("値1")] ENUM_VALUE1 = 0x00000000,
[helpstring("値2")] ENUM_VALUE2 = 0x00000001,
[helpstring("値3")] ENUM_VALUE3 = 0x00000002,
[helpstring("値4")] ENUM_VALUE4 = 0x00000003,
[helpstring("値5")] ENUM_VALUE5 = 0x00000004
} SampleEnum;

記述方法はいくつかあるようですが、このような記述をするとVBから想定通りに使えました。
typedef enum の行の SampleEnum は無くてもコンパイルは通りますがVBからの参照がおかしくなります。

引数にインターフェースや列挙型を使用するには
[id(1), helpstring("引数に列挙型などを使用する場合")] HRESULT SampleMethod([in] ITest* pTest, [in] SampleEnum enumValue, [out,retval] VARIANT_BOOL* result);

のように記述します。

一応続く…

ATLを使ってCOMコードコンポーネントを作る 3

ATLを使ってCOMコードコンポーネントを作る 2 の続き

そろそろお決まりの言い訳を入れておきましょう!
これは私の作業メモですので間違った事が書かれている可能性が大いにあります。

さて、言い訳が終わったところでウィザードで追加した「ATL シンプル オブジェクト」(仮にTestという名前で追加したとします)にメソッドやプロパティを追加してみます。

まず、IDLファイルを見てみると、ウィザードにより次のような記述が追加されています。
  1. インターフェースの定義
    [
    object,
    uuid(XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX),
    dual,
    nonextensible,
    helpstring("ITest インターフェイス"),
    pointer_default(unique)
    ]
    interface ITest : IDispatch{
    };

    ここにある uuid にはウィザードにより適切な値が入っています。ウィザードを使用しないでインターフェースを追加する場合は Visual Studio に付属している uuidgen.exe を使います。
    helpstring で説明を付けておくとIDEで表示されるので簡単な説明を付けておくとよいでしょう。
    その他、dual、nonextensible などはウィザードで選択されたオプションに従い入っています。どんな意味があるのかはヘルプを見ましょう(^^;)

  2. クラスの定義
    library TestLib
    {
    importlib("stdole2.tlb");
    [
    uuid(XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX),
    helpstring("Test Class")
    ]
    coclass Test
    {
    [default] interface ITest;
    };
    };

    こちらにも uuid が登場します。やはりウィザードにより適切な値が入っています。ウィザードを使用しない場合はインターフェースとは別の uuid を発行して使います。
    helpstring はインターフェースと同様適当な説明を付けておきます。
    coclass の部分でTestクラスが実装するインターフェースが定義してあります。


プロパティやメソッドを追加するにはインターフェースの定義に追加する必要があります。
ウィザードを使ってもよいですが、こては手入力の方が速くてよいと思います。
例えばこんな感じに記述します
interface ITest : IDispatch{
[propget, id(1), helpstring("取得、設定が可能なプロパティ")] HRESULT SampleProperty1([out, retval] LONG* pVal);
[propput, id(1), helpstring("取得、設定が可能なプロパティ")] HRESULT SampleProperty1([in] LONG newVal);
[propget, id(2), helpstring("取得のみ可能なプロパティ")] HRESULT SampleProperty2([out, retval] LONG* pVal);
[id(3), helpstring("返値のないメソッド")] HRESULT SampleMethod1([in] LONG arg1);
[id(4), helpstring("返値のあるメソッド")] HRESULT SampleMethod2([in] LONG arg1, [in] DOUBLE arg2, [out,retval] VARIANT_BOOL* result);
[id(5), helpstring("引数から値を返すメソッド")] HRESULT SampleMethod3([in] LONG arg1, [out] LONG* arg2, [out,retval] VARIANT_BOOL* result);
};

プロパティの場合は propget か propput を付けます。プロパティの種類には、たしかもう1種類あったのですが今回は使いません。
id には重複しない値を設定します。id に設定する値には予約された意味のある値(確か -1 など)を付ける事もできます。意味のある id はどこかに定義があるので調べて参照してください。今回は意味のある値は設定せず、1 からの連番を付けます。
helpstring はインターフェースと同様、適当な説明を付けておくとよいでしょう。
以降、id 毎に簡単な説明を記述します。
  1. 取得、設定が可能なプロパティです。この場合は取得、設定で同じ id を付けます。返値は HRESULT とし、プロパティ名には Get や Set は付けません。
    例では引数が1つだけですが、インデックス番号などの引数を追加する事も出来ます。最後の引数は取得側には [out, retval]、設定側には[in] を付け、取得側は設定側と同じ型のポインタ型とします。

  2. 取得のみ可能なプロパティです。設定側のプロパティ定義が無いだけで取得、設定が可能なプロパティと同様に記述します。

  3. 返値のないメソッドです。返値は HRESULT とします。[out, retval] の付いた引数は宣言しません。

  4. 返値のあるメソッドです。返値は HRESULT とします。[out, retval] の付いた引数が返値の宣言です。例では真偽値を返しています。VBなどから使用するために VARIANT_BOOL* 型を使用します。

  5. 引数から値を返すメソッドです。返値は HRESULT とします。[out] の付いた引数が値を返す引数です。例ではLONG値を返しています。

引数で使用している型はCOM用に定義された型です。ULONGなど、VBから使用できない型もあるため注意が必要です。
このようにIDLファイルにインターフェースの定義が出来たらクラス定義に実装コードを追加します。まずはヘッダファイルから
// Test.h : CTest の宣言

#pragma once
#include "resource.h" // メイン シンボル

#include "SampleProject.h"

#if defined(_WIN32_WCE) && !defined(_CE_DCOM) && !defined(_CE_ALLOW_SINGLE_THREADED_OBJECTS_IN_MTA)
#error "DCOM の完全サポートを含んでいない Windows Mobile プラットフォームのような Windows CE プラットフォームでは、単一スレッド COM オブジェクトは正しくサポートされていません。ATL が単一スレッド COM オブジェクトの作成をサポートすること、およびその単一スレッド COM オブジェクトの実装の使用を許可することを強制するには、_CE_ALLOW_SINGLE_THREADED_OBJECTS_IN_MTA を定義してください。ご使用の rgs ファイルのスレッド モデルは 'Free' に設定されており、DCOM Windows CE 以外のプラットフォームでサポートされる唯一のスレッド モデルと設定されていました。"
#endif



// CTest

class ATL_NO_VTABLE CTest :
public CComObjectRootEx<CComSingleThreadModel>,
public CComCoClass<CDynamicControl, &CLSID_DynamicControl>,
public ISupportErrorInfo,
public IDispatchImpl<IControlLogic, &IID_IControlLogic, &LIBID_LogicWrapperLib, /*wMajor =*/ 1, /*wMinor =*/ 0>
{
public:
CTest()
{
}

DECLARE_REGISTRY_RESOURCEID(IDR_DYNAMICCONTROL)


BEGIN_COM_MAP(CTest)
COM_INTERFACE_ENTRY(ITest)
COM_INTERFACE_ENTRY(IDispatch)
COM_INTERFACE_ENTRY(ISupportErrorInfo)
END_COM_MAP()

// ISupportsErrorInfo
STDMETHOD(InterfaceSupportsErrorInfo)(REFIID riid);


DECLARE_PROTECT_FINAL_CONSTRUCT()

HRESULT FinalConstruct()
{
return S_OK;
}

void FinalRelease()
{
}

public:

STDMETHOD(get_SampleProperty1)(LONG* pVal);
STDMETHOD(put_SampleProperty1)(LONG newVal);
STDMETHOD(get_SampleProperty2)(LONG* pVal);
STDMETHOD(SampleMethod1)(LONG arg1);
STDMETHOD(SampleMethod2)(LONG arg1, DOUBLE arg2, VARIANT_BOOL* result);
STDMETHOD(SampleMethod3)(LONG arg1, LONG* arg2, VARIANT_BOOL* result);
};

OBJECT_ENTRY_AUTO(__uuidof(Test), CTest)

最後、publicに追加されている6個の関数が追加した部分です。
関数名はIDLの定義と同じにします。プロパティの場合は先頭に get_ または put_ を付けます。
返値などは STDMETHOD マクロにより付くので?気にしなくてよいです。
引数はIDLの定義から [ ] で囲まれた部分を省いたものにします。

次に実装側、cppファイルですが説明が面倒になってきたので簡単に…

宣言の方は STDMETHOD マクロを使用しましたが実装側は何故か使わず、返値は STDMETHODIMP を使用します。
返値としては、処理が成功した場合は S_OK を返します。
失敗した場合は用意されている定義から適当に選んで返します。

IDL で [out] と定義された値には *result = true のようにして値を返します。
本などを読むと [out] と定義された値はメモリを確保して返すように書かれていますが、そのようにするVBに対してとうまく値を返せませんでした。
このあたりは型によって挙動が変わるのかもしれません。

さて、そろそろ本格的に理解できない領域に突入してきましたがもう少しだけ続きます

ATLを使ってCOMコードコンポーネントを作る 2

ATLを使ってCOMコードコンポーネントを作る 1 の続き

さて、プロジェクトが追加できたのでいよいよクラスを追加します。
最終的にはウィザードでの追加はやめる事になったのですが、一応手順だけ残しておきます。

  1. 「クラス ビュー」でプロジェクトを右クリックして「追加」→「クラス」と選択します。
    私は「クラス ビュー」から追加した場合のソースコードの配置が気に入らないため「プロジェクト エクスプローラ」から追加したいフィルタを選んで行いました。
    なので貼り付けてある画像は「プロジェクト エクスプローラ」からの物です。

  2. 「カテゴリ」の「ATL」を選択し、「テンプレート」の「ATL シンプル オブジェクト」を選択して「追加」をクリックします。

  3. 「ATL シンプル オブジェクト ウィザード」が表示されます。

  4. 「短い名前」に名前を入れると他の項目は適切な物が入ります。「次へ」をクリックします。

  5. このような画面になります。

  6. 「サポート」の「ISupportErrorInfo」にチェックを入れて「完了」をクリックします。

今回はC++で記述されたロジックをExcelで流用したいだけの物で、通信したり、共通のリソースにアクセスしたりしないので深く悩まずにすみました。
つか、そんな要件があったら私では作れませんよ(^^;)

続く…

ATLを使ってCOMコードコンポーネントを作る 1

今頃感がプンプン漂ってきますが、 Visual Studio 2005 で ATL を使用して COMコードコンポーネント を作成する事になりましたので手順メモを残します。

まず、プロジェクトを作成します。
今回は既存コードのラッパーとして作りたかったので既存ソリューションにプロジェクトを追加しました。

  1. まず、「ファイル」→「新規作成」→「プロジェクト」とメニューを選択します。

  2. このようなダイアログが表示されます。

  3. 「プロジェクトの種類」は「Visual C++」→「ATL」を選択し、「テンプレート」は「ATL プロジェクト」を選択します。
    「プロジェクト名」および「場所」は適切な物を設定します。
    「ソリューション」は「ソリューションに追加」を選択します。
    ここまで設定できたら「OK」をクリックします。

  4. 「ATL プロジェクト ウィザード」が始まります。「次へ」をクリックします。

  5. そのまま「完了」をクリックします。

ここまでの手順でプロジェクトの追加は完了です。

続く…

2008-08-12

Blogger の HTML/JavaScript ウィジェットが削除できなかった

環境は Mac OS X Leopard + Firefox 3 です。

ページ要素→編集→削除

で削除が出来ませんでした。
仕方がないので

レイアウト→HTML の編集

で直接ウィジェットを削除しました。削除したのは
<b:widget id='HTML1' locked='false' title='' type='HTML'/>
です。どれを消せばいいかはタイトルや並び順から判断します。


気になったので一応、追試してみたのですが

HTML/JavaScript はやはり削除できない。
キャンセルすると Firefox ごと閉じてしまいます。

Firefox を再起動して他のウィジェットを試してみると正常に削除できました。
再度 HTML/JavaScript を試してみると…アレ?
問題ありませんねぇ…

結局 Firefox が問題なのか Blogger 側の問題なのかわからないまま解決してしまいましたorz

2008-08-11

VMware Fusion 2 beta 2 の使用感

機能強化されたUnityについてですが、Windows2000 使うと Spaces で他の操作スペースに切り替えてもすぐに戻されてしまいます。
XPでは動作するんですが、何かをきっかけに同様の現象が出てしまいます。

XP + Full Screen でのマルチモニタ対応も問題ありません。

XP + Unity でのマルチモニタ対応もちゃんと機能していてウインドウを他のモニタに移動できます。
ただし、Spacesで他の操作スペースにウインドウを移動したら表示は出来るけど操作できない状態になってしまったり、別の操作スペースに移動したウインドウをクリックしたら元の操作スペースのウインドウにフォーカスが移ったりと怪しげな動作満載です。

Unityは遅いし不安定なのでまだまだ使わない方がいい気がします。

Unityについては元々使っていないし使わなければ何の問題もないのですが、
Ctrl + ↑↓←→ による Spaces の切り替えが出来なくなる事があります。
どうもVMwareがキー入力を捕まえて離さないようで、VMwareを終了すれば回復できます。
これは結構頻繁に起き、しかも非常に不便なのでbeta1に戻そうかと思案中です。

DirectX は改善されたっぽく、前は動かなかったゲームが動くようになってました。
…普段使わないですけどね。

2008-08-09

FOMAデータ通信を月額換算2500円程度で提供、日本通信

FOMAデータ通信を月額換算2500円程度で提供、日本通信

画期的だと一瞬思ってしまった自分が恥ずかしいです。

日本通信株式会社のニュースリリースでは
  • 今回発売する製品は、150時間まで分単位でテレホンカードのように使える
  • 想定市場価格は39,900円(税込)で、利用可能期間は480日間(約16ヶ月)
  • 週に数回程度の利用頻度であれば、月額換算で2,500円を下回ります
と説明されていて、誤解を招くような言い方ではないのですが、@ITではタイトルで
FOMAデータ通信を月額換算2500円程度で提供
と謳ってしまっているのでアレですよね^^;
有効期限は480日(約16カ月)で、月額換算だと2500円弱、1時間当たりでは266.6円となる。
と説明されていますが、有効期限いっぱいまで使用した場合の月額換算 39,900円/16ヶ月(有効期限) と1時間あたりの価格 39,900円/150時間(通信可能時間) を並べて書いてしまっているのも問題があると思います。
意図的に正しい理解を妨げようとしているとしか思えないんですが…

まあ、細かい話をすると 480日は 約15.78ヶ月 なので月額は 約2528円、2500円強です。しかも一日あたり18.75分しか使えません。謎なのは1時間あたりの単価で、普通に計算すると 266円/時 になるんですけど…

このサービスは分単位のサービスとの事なので
39,900円で9000分接続可能なサービス。ただし480日の有効期限付き
と誤解が生じないように紹介して欲しいものです。

普通1日18.75分あれば十分だと言うのなら私の文句は的外れですけど…

2008-08-06

Windows2000 で Visual SourceSafe 2005 の履歴を表示可能にする

開発環境用のOSとして Windows2000 を使用する事が多いのですが、Visual SourceSafe 2005 (以降 VSS と表記します) の履歴が表示できず、困っていました。
この現象は私の環境がおかしくなっているからだと思っていたのですが、

BUG: Windows 2000 で Visual SourceSafe 2005 を使用すると、履歴のダイアログ ボックスが Visual SourceSafe エクスプローラに表示されません。

どうやら既知の不具合だったようです。
VSSデータベースの設定をタイムゾーンを使わないようにすれば回避できるとありますが、客先のVSSデータベースなので出来ない相談です。
また、サポートの終了している Windows2000 に限定した不具合なので修正は期待できません。


しかし、この現象は TzSpecificLocalTimeToSystemTime 関数がない事に起因しているようなので、TzSpecificLocalTimeToSystemTime 関数を提供できれば正常に動作するのかもしれません。

そこで黒翼猫さんのKDWの出番です。

設定手順は以下の通り

  1. KDLLinst.exe を起動して「EZ KD レジストリ」をチェックして Windows を再起動します。

  2. 再度 KDLLinst.exe を起動して「ExInstall」に VSS のパスを設定し、「Kernel32」を選択して「簡易設定」を押します。

以上で設定は完了!履歴の表示が出来るようになりました。

・・・多分

多分というのは昼にやった手順をもう一度行いメモを取っているわけですが、今現在、VSSデータベースが無い状態で書いているので最後の検証が出来ないのです。
昼やったときは出来たので多分大丈夫なんでしょう。

それにしてもKDWってステキです!
黒翼猫さんに大感謝です!!

2008-08-06 23:58 少しだけ加筆

2008-08-01

VMware Fusion 2 beta 2 がリリースされた

VMware Fusion 2 beta 2 がリリースされました

beta 1 は多少不安定なところもあったので早速 beta 2 にアップデートしてみます
beta 1 の時と同様に製品版のシリアル番号でインストールできました

Mac と VMware上の Windows がシームレスに使えるようになり、機能面でも Pallalels に追いついた模様
これで速度が落ちたり不安定になったりしなければいいんですけど…
(私がPallalelsを使わず、VMwareを使用しているのは速度と安定性が理由なので)

スケジュールに従って自動的にスナップショットを取る機能が追加されたようだが、これを使用して速度面の問題はないんだろうか?
マルチディスプレイ対応などは Windows2000 でどのくらい恩恵に与れるのだろうか?
このあたりが興味のあるところ

ちなみに私が未だに 2000 を使い続けるのはライセンスの問題なのです。
XP にも Developer Edition があればよかったんですけどね〜

Mac OS X の IPv6 初期設定は変えた方がいいらしい

高木浩光@自宅の日記 : MacユーザはIPv6を切るかnet.inet6.ip6.use_tempaddr=1の設定を によると Mac OS X の IPv6 は匿名アドレスになっておらず 携帯の個体識別番号の問題 と同じ状態だそうです。

現在、GUIから匿名アドレスを使用する設定は出来ず、ターミナルなどから設定する必要があるそうです。
ちなみに私は IPv6 は切っているつもりでしたが、一部のネットワーク環境では自動に設定されていました。

早いもので既にスクリプトを配布されている方がいらっしゃいますので私も設定したいと思います。

waveriderの日記 : Macでipv6 temporary addressを有効にする にある手順通りに設定するだけ。
念のためダウンロードしたファイルの内容を確認しましたが、問題なさそうです(全然理解していませんが、匿名アドレスを使用する以外の事はしていない事はわかりました)
後は手順通りに実行するだけです。

さて、これで匿名アドレスを使用するように設定できたわけですが…

職場も自宅もルータのIPv6を無効にしているのであまり意味がないのでした。

外出するときは外出用にAirMacを切りにしたネットワーク環境に切り替えてるしね(^^;)

2008-07-31

ネットジャパンが Paragon NTFS for Mac OS X を販売開始

ネットジャパンからダウンロード販売されるそうです

この製品は Mac FUSE + NTFS-3G とは比べものにならない速度で安定性も問題なし!
Paragon Software から直接購入しても $39.95 なので ¥4,410 というのは良心的な価格ではないでしょうか?

今の最新バージョンは 6.5 なんですが、ベクターの商品説明に「動作の設定は、Mac OSの「システム環境設定」に統合します。」と、バージョン6.5で追加された機能の説明があるのでちゃんと最新版なのでしょう。

と言うわけでコレ、オススメです。

2008-07-28

Clipperzって素晴らしい?

最近(というかずいぶん前からだが)、ユーザー認証にユーザーIDではなく メールアドレス + パスワード を使用する事が多くなりました。
しかもパスワードはハッシュ値が保存されるのではなくリマインダーで戻せる状態で保存されている。

このような状態ではサイト毎に異なるパスワードを使用しないと非常に危険ですが、いちいち全てのパスワードは覚えていられません。
そこで私は RoboForm2Go (+TrueCrypt) を使用していたのですが、Windows専用なんですよ、コレ。
会社ではMac中心ですのでパスワードを知るためには
  1. VMwareでWindowsを起動
  2. USBメモリをVMwareに割付
  3. RoboFormを起動してパスワードを知りたいサイトの編集画面を出す
  4. IDとパスワードをMac上のFirefoxに貼り付ける
というステップが必要となり非常に不便です。クロスプラットフォームで動作するパスワードマネージャが無いものかと思っていましたら

Clipperz

こんな物があったんですね。
ブラウザ上でオフラインで動作し、さらにオンライン上にパスワードを保存可能なパスワードマネージャです。
しかもオープンソースで無料で使用できます!

オンライン上に保存するのは危険な気もしますが、Clipperzはブラウザ上で暗号化してからオンライン上に保存するのでパスワードが漏れる心配は少ないのだそうです。
最も、本当にそうなっているか確認するにはClipperzで表示されたHTMLソースを毎回解析しないとダメでしょうけど…
不安であればオフライン版を使えばよいのです。
オフライン版なら1回解析してしまえばOKですから。

それでも不安ならば…
パスワードマネージャなど使えませんね。
だって、こっそりどこかにパスワード送ってるかも知れませんし…

とりあえずパスワードが漏れても実害のないところで使ってみる事にしました。
ソコソコ快適に使ってます。

ちなみにマスターパスワードとサイトのドメイン名からパスワードを生成するタイプの物は漠然とした不安があるので使用していません。
  • 複数のサイトのパスワードからマスターパスワードが推測できないか?
  • クロスプラットフォームで使用可能か?
  • サイトのドメインがいつの間にか変わっていたら困らない?
と、まあ調べればわかる事なんでしょうけどね